耳元でキラリと煌めくダイヤモンドは放つ光がお顔をパッと明るくしてくれますね。
ダイヤモンドピアスと一口に言っても、一粒ダイヤのデザイン、ループ、パヴェ、ハートなど様々なデザインがあります。
今回は耳元を飾ってくれるダイヤモンドピアスの失敗しない選び方のコツをお話したいと思います。
1つめのコツ☆デザイン
小さいピアスと言えども、デザインは多種多様です。
まずは好みのデザインから選んでみましょう。
ソリティア:一粒のダイヤモンドがあしらわれたピアス。
ダイヤモンドの美しさが引き立つデザインなので、クオリティの高いダイヤモンドの場合は迷わずソリティアをお勧めします。
シンプルなデザインですからダイヤモンドのサイズは存在感のある0,3ct以上のものを選ぶのが良いでしょう。
ある程度サイズのあるダイヤモンドだと耳元でキラリと光を放ち品の良さを演出してくれます。
シンプルで控えめなデザインなので職場でも違和感なく身につけられます。
その場合は0,5ct以下のダイヤモンドのサイズをお勧めします。
エタニティ:ループ状になった地金にダイヤモンドが並べられたデザイン。
耳たぶの下を沿うようにしてまばゆい光を放ちます。
曲線を描くデザインが女性らしい魅力を引き立てますし、何よりとても上品な印象を醸し出します。
ループサイズの小さいものは普段使いに、ループサイズの大きめのものはパーティシーンにも活躍させられます。
パヴェ:ダイヤモンドが石畳のように敷き詰められ、光を四方へ放つ美しくゴージャスなデザイン。
ある程度ボリュームのあるものが多く、太めのループになったものやプレート状のモチーフに敷き詰められたものもあり、かなりのバリエーションがあるのも魅力です。
モチーフ:ハートやクロス、動物などのモチーフがベースになったデザイン。
小さいものから大きなものまでたくさんの種類があり、ファッショナブルなデザインも豊富です。
比較的カジュアルな印象のジュエリーが多く、デイリーにお楽しみいただけます。
2つめのコツ☆ダイヤモンド
装いを選ばず何にでも合わせたい場合、やはり透明のダイヤモンドが一番馴染みやすいです。
ピアスに使われるダイヤモンドはリングやネックレスと比べると比較的小さめなので、クオリティも高いものが多く並びます。
ですが、クオリティの高いダイヤモンドはやはり価格もそれなりに高額になってしまいます。
お勧めする一定の基準は下記の通りです。
カラット:0.5ct以下
カラー:Gカラー以上
クラリティー:VS2以上
カット:0.3ct以上ならエクセレント以上
0.3ct以下ならベリーグッド以上
このくらいのクオリティでしたら比較的価格も手が届きやすく、デザインも豊富です。
ダイヤモンドにはカラーダイヤモンドもあります。
カジュアルでファッショナブルなピアスを選ぶならカラーダイヤモンドもお勧めです。
ブラックダイヤモンド:ハードな印象でユニセックスな印象を与えます。
ピンクダイヤモンド:愛らしくロマンティックな印象で女性らしい魅力を放ちます。
イエローダイヤモンド:柔らかい光を放ち品の良い印象です。
ブルーダイヤモンド:色の濃淡にもよりますが、淡いブルーなら清楚な印象、鮮やかなブルーなら個性的な印象を放ちます。
3つめのコツ☆ダイヤモンドのカット
ダイヤモンドにはブリリアントカットのみならず、モチーフのカットもたくさんあります。
そしてそのカット別で与える印象も違います。
デザインにも通じますが、ここでは「ソリティアデザインでダイヤモンドカットを選ぶ」観点でお話ししたいと思います。
ハートシェイプ:名前の通りハート型のカット。
少し丸い形のハートや少し薄めにカットされたハートなど様々ありますがハートの形であれば全てハートシェイプです。
愛らしくロマンティックで女性らしい印象です。
ピンクダイヤモンドとの相性は抜群です。
ペアシェイプ:しずく型やドロップ型と言われるカット。
そこの部分がラウンドしている為、雨のしずくのようにキラキラと光が入りやすいのが特徴です。
こちらも女性らしい魅力とロマンティックな印象を与えます。
マーキスカット:4石重ねてフラワーモチーフなどに使われることの多いカット。
光が乱反射しやすく、キラキラと煌きます。
1石だとスタイリッシュな印象ですがいくつか集まると繊細で可憐な印象に変化します。
プリンセスカット:表面はスクエア型でキューレット部分はブリリアントカットと同じカットが施されたカット。
ブリリアントカットと同じくキラキラと光を反射し、上品な印象です。
トリリアントカット:その名の通り三角形のカット。
光を集めやすいカットで、強い光を放ちパッと明るくしてくれます。
モダンでスタイリッシュな印象のカットです。
4つめのコツ☆地金
同じダイヤモンドピアスでも地金によって与える印象が違います。
着用するシーンによって地金も変えるのが一番理想的ですが、なかなかそうもいきませんよね。
ここでは地金の与える印象をお話ししますので、それを踏まえた上でどのシーンで使用する場が多くなるかを考えて選択するのも良いでしょう。
プラチナ:白っぽい光が上品でエレガントで大人な印象を与えるプラチナ。
フォーマルやオフィスでも活躍します。
ゴールド:色によって与える印象が変わります。
イエローゴールド
日本人の肌に馴染みがよく顔まわりにあると血色よく見えるため、比較的年配の女性に人気です。
シーンを選ばず使えるマルチな地金です。
ホワイトゴールド
プラチナに色が近いため、プラチナでは少し高額で手が届かない時にホワイトゴールドを選ぶのも良いです。
オフィスやフォーマルなシーンに活躍します。
ピンクゴールド
ゴールドの中では1番カジュアルな印象のピンクゴールド。
愛らしい印象の為ゴールドの中では比較的若い方に人気があります。
カジュアルなシーンに活躍します。
シルバー:少々手荒に扱っても傷や凹みが風合いとなり魅力になるシルバー。
酸化して黒ずみやすいので、キラキラと輝く状態で保つにはこまめなお手入れが必要です。
アウトドアやカジュアルなシーンに活躍します。
5つめのコツ☆重さ
耳たぶにも限界がありますのである程度の重さまでしか身につけられません。
あまり重量のあるものだと耳が裂けてしまいますので、ある程度の重さのピアスを選びましょう。
6つめのコツ☆ポスト
正面から見えるデザインも大切ですが、耳に通すポストにもデザインがあります。
キャッチのタイプと合わせてお話ししたいと思います。
ストレート:ごく一般的な通常のデザインのポスト。
穴を開けて間もない方には負担の少ないストレートのポストをお勧めします。
キャッチが取れると落としやすいポストの為、お気に入りのピアスの場合はダブルロックのキャッチで留めるのをお勧めします。
最近のストレートポストタイプのピアスでは表にダイヤモンド、キャッチ部分がパールになっているリバーシブルデザインも人気です。
フィッシュ:フックのように耳の穴に引っ掛ける感じで固定するポスト。
ぶら下げ型の揺れるデザインに多いポストです。
アメリカン:先がストレートのポストとモチーフ部分がチェーンで繋がるポスト。
耳の穴にチェーンが通るので完全に穴が定着した方へお勧めします。
ポスト側にもデザインがあるものが多く、耳たぶの裏からモチーフが覗くファッショナブルなデザインも魅力的です。
クロッシング:ストレートのポストが金具でモチーフと繋がれ、上下するフープデザインに多く使われるポストです。
いかがでしたでしょうか?
小さいながらも耳元を美しく飾ってくれるピアス。
リングやネックレスとデザインや地金を合わせて身につけるのも素敵ですね♪
素敵なピアスとの出会いのお手伝いが出来たら嬉しいです♪