ダイヤモンドを知る

ダイヤモンドリングの種類と選び方

結婚指輪や婚約指輪に使用される宝石と言えばやはりダイヤモンドです。また、日常シーンで身に付けられることもあります。そんなダイヤモンドの指輪はどのようにして選んだらよいのでしょうか。今回はその方法についていくつかまとめてみました。

ダイヤモンドの歴史とその貴重性

ダイヤモンドは地球の地殻の生成期、もしくは現在の大陸ができる過程で、地下で作られたとされている鉱物です。一番古い物は約45億年前、一番新しい物でも1億年前ぐらいにできたとされています。人々が最初にダイヤモンドの価値に気がついたのは古い時代のインドあたりのようで、川の砂礫の中から見つかったとされています。どうやら初期の時代のダイヤモンドは美しいというより、どんなに叩いても割れないという硬さに価値を見出されていたようで、ローマなどではアダマス、征服されない石という意味や、とても強い物の象徴としてお守りなどにされました。このことは後のダイヤモンドの宝石言葉である、永遠の絆、不屈などとても強い繋がりなどを表す意味として残っています。当時のインドでも研磨される試みはあったようですが、その限界は現在のカボションカット(つるりとした宝石のカット)までであったようです。ダイヤモンドのカットに関しては1475年頃にベルギーのヴァン・ヴェルケムによって研磨法が開発されてから定着しました。そのことで宝石やアクセサリーとしての価値も生まれました。

ちなみにインドのデカン高原近くの川では、あの持ち主が数奇な運命をたどるという逸話のある青いホープダイヤモンドも9世紀頃に発見されています。この宝石は最初112カラットもある大きな物でヒンドゥー教の寺院に飾られていたようです。なんでもシータという女神の像の両目にはめ込まれていた内の一つだったということですが、フランスの行商人が持ち出して自国に持ち帰ってしまったそうです。

その後、この石は数々の権力者、有力者の手を渡り歩き、現在ではアメリカのスミソニアン博物館に飾られています。フランス革命で有名な王妃マリーアントワネットや、マリリンモンローなどもこのホープダイヤに触ったことのある中の一人です。また、この青いダイヤは紫外線を当てると赤く光るという不思議な特徴を持っています。

ダイヤモンドリングの選び方

1.結婚関連か、日常使いか考える

ダイヤモンドリングは婚約や結婚指輪の定番ですが、日常シーンで使うために購入する場合もあるでしょう。結婚関連の場合、やはり記念に残る物なのである程度、ダイヤのグレードが高く美しい物を選んだ方がよいでしょう。日常使いならある程度自分の好みを反映しながらも、年齢、服装、肌の色、指の長さ、太さ、すでに持っているアクセサリーとの相性、自分がどんなシーンでよく使うかなどを考慮して購入しましょう。ちなみに結婚指輪はずっと付けていることが多いため、シンプルなデザインのプラチナ素材を使用した物などが人気です。0、3~0、5カラットぐらいが見た目も美しく、目立ち過ぎないダイヤの大きさであると言われます。また、年齢に関しては長い間身に付ける結婚指輪の場合、デザインより宝石の質を重視する方が後々、年齢を経てからもより自分を美しく見せてくれることもあるでしょう。ある程度の大人の女性が身に付けるならば、0、4カラット以上、クラリティ(透明度、含有物、傷の有無)の基準は1F、もしくはVVS-1、カット(研磨)はエクセレント、カラー(色の美しさ)は無色がおすすめで、F以上とすることもあります。結婚関係の指輪はある程度価値の高いダイヤモンド、それ以外の物は低価格の自分好みにするなど、使い分けて購入するのも良いかもしれません。

2.どんなタイプのデザインのリングにするか

ダイヤモンドリングには一粒宝石をあしらった物以外にも、メレ、エタ二ティ、パヴェなど宝石のあしらわれ方が異なるデザインのリングがあります。例えばメレはフランス語で小粒石を意味し、一般的には0、1カラット以下の小さめのダイヤのことを言います。このダイヤは中心にある宝石を引き立てる脇石として使用されることもありますが、このメレダイヤを中央の石の周囲やリングに敷き詰めた物をパヴェと言います。そのぎっしりとしたダイヤの様子から、パヴェは石畳(いしだたみ)という意味になります。そして最後のエタ二ティは英語で永遠という意味で、リングの全体、もしくは半周に途切れることなく同じサイズのダイヤモンドが敷き詰められている物のことです。全体の物がフルエタニティ、半周の物がハーフエタニティと呼ばれます。途切れないということから永遠の愛を象徴するので、結婚関連の指輪としてよく使われます。

3.指の長さや太さで選ぶ

ダイヤモンドリングは指輪ですから、自分の指の個性を活かした方がより美しく見えます。ですから、その人の指の形状により、どんなデザインの指輪が似合うかも変わってきます。例えば指の長い人は基本的にどんなデザインでもよく似合いますが、ストレートタイプ、S字タイプなどがより合っています。一方、指が短めの人は指を長く見せる効果のあるⅤ字やS字がおすすめです。逆にストレートタイプや太めのデザインはあまり指をよく見せません。他にも指が細い人華奢なデザインがより指を美しく見せてくれます。しかし太めの物やボリュームのあるデザインは重たく見えます。指が太めの人はモチーフが付いていた物、ボリュームのあるデザインの方が指を細く見せる効果があります。また関節の太い人はストレートタイプがおすすめです。このように宝石だけでなく、指輪のデザインの選び方によっても、よりダイヤの美しさが引き立つと言えるのです。

4.カラーダイヤを選ぶ

ダイヤモンドと言えば無色透明ですが、それ以外にもファンシーカラーと呼ばれる色のあるダイヤモンドが存在します。これは着色でない天然の色のダイヤのことで大変希少です。色はより濃ければ濃いほど価値が高いとされています。代表的な色はピンク、オレンジ、イエロー、バイオレット、レッド、ブルー、グリーン、ブラウン、ブラックなどがあります。それぞれの色にも意味があり、一例としては、ピンクは完全無欠の愛や最終決定、可憐、優美、イエローは金運を高める、思いを具現化する、レッドは精神、肉体の力を高める、ブルーは幸福を願う、知性、知るべきことを知る、グリーンは安らぎ、健康、恵み、ブラックは成功、格を上げるなどです。ピンクダイヤなどは最終決定という意味がありますから、プロポーズの時に男性から女性に渡すのも良いかもしれません。

ブラウンやブラックに関しては、ダイヤモンドの価値として無色透明の方が価値があるとされることが多いですが、ブラウンがシャンパンカラーとして愛好されるなど、実際の石の価値とは違う好まれ方をすることもあります。普段使いならあえてそのようなカラーダイヤを選んでみることも逆におしゃれでしょう。男の人などがブラックダイヤをカッコよく身に付けているのも素敵です。

まとめ

いかがでしたか?ダイヤモンドの指輪に関しては宝石のグレード、色、デザイン、年齢、どんなシーンで身に付けるかなど様々な選び方があるようです。今回の記事を参考にしてぜひ、お気に入りのダイヤモンドの指輪を探してみてください。

参考
http://www.maruka.biz/topics/topics_dia_history.html
http://shop.moshimo.com/diajewelry/free-0019553390.html

関連記事

  1. カラーダイヤモンドについて

  2. ダイヤモンドの結婚指輪を選ぼう

    いざ結婚指輪を選ぶ!

  3. エリザベス・テイラーが愛したダイヤモンドジュエリーたち

  4. ダイヤモンドのメンテナンス方法

  5. シルバージュエリーについて

    シルバーとシルバージュエリーについて

  6. 通販でダイヤモンドを購入する秘訣

    ネット通販でダイヤモンドを購入する秘訣

  7. 初めての婚約指輪選び

    いよいよ婚約!指輪はどうする?

  8. ダイヤモンドを通販で購入する場合知っておきたいこと

    ダイヤモンドを通販で購入する場合に知っておきたいこと

ネット通販で購入

ダイヤモンドジュエリーをネット通販で選ぶコツ

ダイヤモンドジュエリーをネット通販で選ぶコツ

ダイヤモンドの購入を考えた時、皆さんはまずどのような購入方法を思い浮かべるでしょうか?百貨店やフ…

ダイヤモンドの結婚指輪を通販で買うのはもはや常識

インターネットがすっかり普及した現代社会では、どんなものでもオンラインショップの通販で簡単に手に入れ…

ダイヤモンドを通販で購入する場合知っておきたいこと

ダイヤモンドを通販で購入する場合に知っておきたいこと

最近ではお店で直接購入するだけでなく、インターネット上の通販を利用して手軽に商品を購入できるサービス…

ネット通販で購入する前に

ネット通販で購入する前に!ダイヤモンドの基本

数ある宝石の中で一番女性を虜にし、プレゼントして心から喜ばれる宝石と言えば、ダイヤモンドです。また、…

通販でダイヤモンドを購入する秘訣

ネット通販でダイヤモンドを購入する秘訣

通販でダイヤモンドを購入する秘訣とは?婚約・結婚指輪に。プレゼントや大切な記念日に。頑張った自分…

ネット通販で楽しいダイヤモンド選び

ネット通販で楽しいダイヤモンド選び

最近ではお店で直接購入するだけでなく、インターネット上の通販を利用して手軽に商品を購入できるサービス…

ダイヤモンドを通販で購入するってどうなの

ダイヤモンドを通販で購入してみる

ダイヤモンドを通販で購入してみませんか?数ある宝石の中でも格別な美しい輝きを放ち、王者の風格が漂…

婚約指輪をネット通販で

ネット通販で婚約指輪を一緒に選びましょう

一粒の輝くダイヤモンドの入った小さな箱をパカッとした開いた瞬間、女性は思わず口に手を当てる風景を皆様…

ダイヤモンドをネット通販で

ネット通販で数多くのダイヤモンドジュエリーに出会う

ダイヤモンドジュエリーを通販で購入する初めて私がジュエリーショップへダイヤモンドジュエリーを購入…

おすすめ記事

ダイヤモンドを普段使いに

思い切ってダイヤモンドリングを普段使いに

ピンキーリングとの出会いピンキーリングとの出会いは幸せになりたいと思う気持ちで購入をしました。…

カラーダイヤモンドの魅力を探る

カラーダイヤモンドの魅力を探る

ダイヤモンドと言えば無色透明のイメージがありますが、実はいろいろなカラーがあり、最近はカラーダイヤモ…

ダイヤモンドリングを買うポイント教えます

ダイヤモンドのリングを買う!4つのポイント教えます

指先で美しく輝くダイヤモンドのリング。その持ち主はなんだか品格のある女性を想像してしまいます。…

婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)の違いって?

エンゲージリングは多くの場合、女性は男性からプロポーズや婚約の際に渡される指輪のことです。しかしこの…

4C以外のカットの種類と魅力

カットについてダイヤモンドのカットで一番有名なのは4C評価の対象にもなっているラウンドブリリアン…

ピアスの歴史と選び方のポイント

ピアスの歴史と選び方のポイント

ダイヤモンドは指輪、ネックレスなど様々なアクセサリーに使用されていますが、耳につけるピアスにも使用さ…

ダイヤモンドの評価

ダイヤモンドの4Cって一体なんだ??

ダイヤモンドの「4C」について古くは、国の権力者だけが手にすることができたダイヤモンド。それは富…

カラットの知識と逸話

ダイヤモンドのカラットについてダイヤモンドは輝きや透明度も美しいですが、その重量からも価値の判断…

ダイヤモンドの取引所にまつわるお話

世界中で採掘されているダイヤモンドですが、ダイヤモンドを取引している場所は世界中で16ヶ所あります。…

ダイヤモンドの4C~価値を知るための基準~

ダイヤモンドの4Cについてダイヤモンドはどれも美しく輝いて見えます。しかしそれゆえにプロでなけれ…

エンゲージリング

  1. 結婚指輪選び、6つのポイント
  2. 婚約指輪を選ぶポイント

購入のためのヒント

  1. 婚約指輪を選ぶポイント
  2. ダイヤモンドを通販で購入するってどうなの

ダイヤモンドの基礎知識

知られざるダイヤモンドの歴史について

知られざるダイヤモンドの歴史について

多くの人を魅了するダイヤモンドには長い歴史があります。今回はダイヤモンドの歴史についてお話しした…

ダイヤモンドで資産運用?そのメリットとは

結婚指輪や婚約指輪にも選ばれる人気の宝石、ダイヤモンド。美しくまばゆい輝きを放つダイヤモンドは、特別…

そもそもダイヤモンドとは?知らなかった生成過程について!

ジュエリーやマリッジリングとして使用されるダイヤモンドですが、宝石そのものの生成の過程や歴史、神話、…

ダイヤモンドの価格はどのように決まるの?

ダイヤモンドの価格はどうやって決まるの?

ダイヤモンドの値段はどうやって決まるの?ジュエリーショップのショーケースの中に並ぶダイヤモンドジ…

ダイヤモンドの4C~価値を知るための基準~

ダイヤモンドの4Cについてダイヤモンドはどれも美しく輝いて見えます。しかしそれゆえにプロでなけれ…

身近なところで大活躍、工業用ダイヤモンド

身近なところで大活躍、工業用ダイヤモンド

世界中の人々から愛される宝石の王様、ダイヤモンド。ダイヤモンドと言えば、地球上でいちばん硬い鉱物です…

歴史から見るダイヤモンドのカット

歴史から見るダイヤモンドカット

美しく輝くダイヤモンドですが、この輝きを美しく見せているのはカットの正確な美しさと比例しています。…

ダイヤモンドの価値を決めるカラット

ダイヤモンドの価値を決めるカラット

ダイヤモンドといえばカラットと言われてもいい程4Cの中でも有名なカラット。ですが、カラットの事を…

ダイヤモンド業界の頂点に君臨するデ・ビアス社

エンゲージリングにも選ばれ人気の高い宝石の王様といっても過言ではないダイヤモンド。ダイヤモンドはなぜ…

ダイヤモンド産業とデビアス社

ダイヤモンド産業とデビアス社

ダイヤモンドの流通には欠かせない「デビアス社」。テレビCMや雑誌の広告で、名前を目にしたことがあるの…

誕生石
  1. ネット通販で楽しいダイヤモンド選び
  2. 知られざるダイヤモンドの歴史について

ダイヤモンドの4Cについて

  1. 歴史から見るダイヤモンドのカット
  2. ダイヤモンドのインクルージョンとは
  3. ダイヤモンドの評価
  4. ダイヤモンドの価値評価
  5. ダイヤモンドのカット
  6. ダイヤモンドの価値を決めるカラット
  7. ダイヤモンドのカラー

ネット通販でダイヤモンドを選ぶ

ネット通販で楽しいダイヤモンド選び

ネット通販で楽しいダイヤモンド選び

最近ではお店で直接購入するだけでなく、インターネット上の通販を利用して手軽に商品を購入できるサービス…

ダイヤモンドの結婚指輪を通販で買うのはもはや常識

インターネットがすっかり普及した現代社会では、どんなものでもオンラインショップの通販で簡単に手に入れ…

PAGE TOP