ダイヤモンドのピアスを買う際、どの様なことに気を付ければ良いのでしょうか。人の目に付きやすいお顔の横で輝くダイヤモンドピアス。表情がパッと映える様な最高のものを選びたいですね。今回は、通販での正しいダイヤモンドピアスの選び方をご案内します。
① 自分に合ったスタイルを知る
顔の形やヘアスタイル、全身のバランスなどによって似合うピアスは様々です。ご自分に合ったピアスのスタイルを知ることはとても大切です。
顔の形とのバランス
まず最初に、顔の形に合ったピアスの選び方をご紹介します。人によって個性はそれぞれ違います。顔の形を気にして無理に隠す必要はありません。ピアスをすることによって逆に魅力が増し、むしろプラスに影響するような装いをする方が素敵に見えるのです。
卵形
タイプを選ばずにどんなものでもこなせてしまえる顔型です。特に直線と曲線の両方を合わせたドロップ型は、卵形を最も美しく見せるタイプです。
丸顔
丸いフェイスラインと何気なくなじむ、丸い形のピアスがお勧めです。可愛いチャームが付いた、フープピアスも似合います。丸顔には、丸いラインで優しさを強調しましょう。
四角
フェイスラインや耳に沿って流れのあるピアスがお勧めです。縦のラインを象ったシャープなデザインなら、顔型をソフトな雰囲気に見せる効果があります。
耳の位置とのバランス
顔の形の次に大切なのは、耳の位置とのバランスです。小鼻から耳へ向かって真っすぐに線を引きます。耳たぶが線より上でしょうか。下でしょうか。
耳たぶが線より上
ピアスのタイプを選ばないので、どんなスタイルにも挑戦できます。
耳たぶが線より下
重心が下がるとバランスが悪くなるので、ドロップ・ピアスよりも耳たぶにくっつけるタイプの方が似合います。
この他、耳たぶの大きさも考慮に入れたいひとつです。小さい耳たぶには小さいピアス、大きい耳たぶには大ぶりピアスが似合います。
ヘアスタイル
ショートヘアやロングをアップにして耳が見えている状態の時は、ピアスの動きが見えるドロップタイプや大きめのピアスも良いでしょう。ミディアムやボブスタイルでは、フープがお洒落。ロングヘアには縦のラインを生かしたピアスが女性らしさを演出します。
全身のバランス
ピアスを着けた時は、鏡で顔だけを見るのではなく、全身鏡でバランスをしっかりチェックしましょう。ビジネススーツ、パーティドレス、カジュアル、デートなど着ている服とのバランスを良く確かめて下さい。職場なら派手すぎない、大きなパーティ会場なら遠目でも映える、ディナーテーブルなら小さくてもキラリと上品なもの…などTPOに合わせた気配りで、洗練された着こなしを楽しむのがコツです。
② ピアスのタイプ別の印象を知る
ダイヤモンドピアスは、スタッド、ドロップ、フープと大きく分けて3つのタイプに分かれます。こちらでは、タイプ別の特徴と着けた時の印象についてお伝えします。
定番のスタッドタイプ
主に一粒ダイヤモンドの正統派のデザインで、どんな装いにも合わせられます。ダイヤモンドピアス初心者の方にも安心して選んで頂ける、人気アイテムです。
ドロップタイプ
耳からぶら下がり、揺れる動きが可憐なピアスです。縦のラインを強調できるので、フェイスラインがスッキリ見えます。ゆらゆら輝きながら動くピアスが可愛くて個性的です。
フープタイプ
耳たぶの回りを囲むのでどの角度から見ても綺麗です。ダイヤモンドがフープ全体に配されている場合は、輝きも倍増します。こちらも選びやすい基本のタイプとして人気です。フープを選ぶ時に気を付けたいのは、その大きさ。首の長さによってフープの効果も異なります。全体のバランスを良く確認して、ご自分に似合う大きさのものを選ばれる事をお勧めします。
③ 肌の色やメイクを知る
ピアスを選ぶ時のポイントはヘアスタイルと顔形ですが、お肌の色やメイクにもこだわるとワンランク上のお洒落を楽しむことができます。地金はプラチナの他にイエロー、ホワイト、ピンクゴールドなどがあります。ご自分のお肌の色味や質感に合わせた素材を選びましょう。
地金の素材の色とダイヤモンドの輝きを顔の近くにもってくる事で、肌の色までが違って見え、フェイスラインや表情までもがパッと明るくなるという絶大な効果があります。
アイシャドウや口紅など全体のメイクを終えた後で、ピアスとのカラーコーディネートのバランスが取れているかということも確認しましょう。
④ ダイヤモンドについて知る
ショッピングをする場合、ダイヤモンドについてある程度の知識を身につけておくと、買い物がスムーズに進みます。通販の場合、オンラインショップにメールなどで質問する事は可能です。しかし、最終的に決定するのはご自分です。4C(カット、クラリティ、カラー、クオリティ)や鑑定書の見方などについての知識をある程度学んでおくことで、ダイヤモンドピアスの見方も随分違ってきます。
特に、クラリティ―(透明度)について知っておくのは大切です。天然のダイヤモンドには必ず内包物や少しの傷があります。内包物などが全くない場合は天然ではなく人工の疑いがあります。
傷や内包物が出来るだけ少なく質の良いダイヤモンドの見分け方を学んで、この先ずっと身に着けられる良質のダイヤモンドピアスを選ぶようにしましょう。
プレゼントとして選ばれる場合も同じです。良質のダイヤモンドを贈れば、大変喜ばれることは確実です。プレゼントしたピアスが彼女の自慢のジュエリーとなり常に耳元で輝いているなんて、贈る側としては最高に喜ばしい事なのではないでしょうか。
⑤ カット/シェイプを知る
ダイヤモンドピアスには多彩なデザインがあり、使用されるダイヤモンドのシェイプも、そのスタイルに合わせて様々です。こちらでは、最も人気のあるカットをいくつかご紹介します。
ラウンドブリリアント
ダイヤモンドの定番スタイルです。最高の輝きを放つ様に施されたカットで、ダイヤモンドそのものの持つ美しさが引き出されています。
オーバル
ラウンドブリリアントに似ていますが、縦長をもっと強調した楕円形のカットです。丸みを帯びているので、優しい印象を与えます。
マーキース
オーバルに似たタイプですが、より一層縦長で尖っており、シャープな印象を与えます。実際のカラット数よりも大きく見える、スタイリッシュなカットです。
ペア
オーバルとマーキースを足した様なスタイルです。一粒のしずくの様な可愛らしい形をしています。
ハート
個性的なハート型のシェイプです。愛の証としてプレゼントにも人気の形です。
プリンセス
ラウンドブリリアントと同様、輝きを最大限に引き出す様にデザインされたカットです。
エメラルド
長方形のカットです。クラシカルで上品な印象がある人気のスタイルです。
鑑定書には、ダイヤモンドのプロポーションが細かく記載されています。カット技術が高度であるほど、ダイヤモンドが光を多く吸収し最大に反射させる可能性が高くなります。購入される際には、こういった点にも注意しておかれることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?ダイヤモンドピアスはフェイスラインを華やかに飾り、お顔の印象をより一層引き立てる、素敵な役目を果たしてくれます。人目に付きやすく、第一印象となる耳元のピアスは、確かな品質のものを選びたいですね。その日の装いに合わせたファッションを楽しみながら、本物の輝きを楽しむ。あなたに合った最高のダイヤモンドピアスが、ご自分の個性を知ると同時に、あなたの魅力を最大限に演出してくれるはずです。