首元でキラリと輝くダイヤモンドネックレス。ちょっとしたお洒落のアクセントや、パーティでのきらめく主役に。ダイヤモンドネックレスを着けると全体のコーディネートが引き締まり、雰囲気がパッと華やぎます。こちらではとても役立つ、ダイヤモンドネックレスの賢い選び方をご紹介します。
自分の外的要素に合ったデザインを選ぶ
ネックレスを選ぶとき、まず最初に考慮に入れたいのがフェイスラインです。顔の形に合うネックレスを着けると上半身がスッキリするので、全身のバランスを良く見せる効果があります。
卵形
基本的にどんな長さのものも似合いますが、胸より下の長さは面長を強調するので要注意。鎖骨を美しく見せる長さのものを選びましょう。
丸顔
ペンダントやチャーム付きで、チェーンは長めのものが似合います。首元のVラインを強調するとスッキリ洗練された雰囲気に見えます。
逆三角形
チョーカータイプが似合います。シャープな印象のある顔型に丸みを加えることで、優しさがプラスします。
四角形
こちらもチョーカーが似合う顔型です。全体的に丸いフォルムのものや、長いタイプで直線を強調したり二重に重ね着けするのも似合います。
次に、首の太さです。顔の形と同様しっかり考慮に入れておきましょう。
首の細い人
どんなタイプも似合いますが、特にボリューム感のあるものをお勧めします。
大きいペンダントやチャーム。全体的に丸いフォルムのもの。チョーカーも良く似合います。
首の太い人
首元をスッキリ見せることが秘訣です。鎖骨より下の長めのネックレスでVラインを作りましょう。短いチェーンやチョーカータイプは視線を首元だけに集中してしまうので、あまりお勧めできません。
フェイスとネックラインに合ったネックレスのタイプが解ったら、次はお肌の色味に合った素材選びです。プラチナ、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどから、ご自分の顔色がパッと映える素材を選ぶ様にしましょう。
ネックレスの長さ
ネックレスの長さは5パターンに分かれます。とは言ってもこれは大まかに分かれた長さであり、似合う長さは人それぞれです。ふたつのタイプを合わせたり、長いタイプをぐるぐると巻き2連や3連にしたりなど、その日のファッションに合わせた個性を楽しみましょう。
チョーカー
約35~40㎝。首の付け根あたりにぴったりと合うタイプです。襟元はラウンド型にすると、より一層スッキリ感が増します。
プリンセス
約40~43㎝。喉のくぼみ辺りまでくる長さです。使い勝手が良く基本的な長さです。
マチネー
約53~55㎝。トップがシャツの上から3番目のボタンあたりにきます。午後のドレスアップにも装えるということで、この名前がつけられました。
オペラ
約71~80㎝。チョーカーの2倍の長さです。イブニングドレスにも映える長さとして、オペラと呼ばれています。プリンセスと重ね着けするとお洒落です。
ロープ
約106~110㎝。多用な楽しみ方ができるタイプです。そのままロングで装ったり、2連にしたり。プリンセスを重ねて3連にすると豪華さが増します。
ダイヤモンドネックレスの種類
ダイヤモンドネックレスには様々なスタイルがあります。服装やシーン、好みに合わせて、選ぶネックレスも異なります。こちらでは、最も人気のある定番スタイルをご紹介します。
ソリティア
永遠の定番で人気アイテムの、一粒ダイヤモンドのネックレスです。シーンを選ばず、どんな装いにも合うのでプレゼントにも最適です。
ダイヤモンドのカットはラウンドとプリンセスが定番ですが、ハートやマーキースなど様々なカットのものも市場に出ています。
一粒ダイヤモンドそのものが目立つので、高品質のものを選ばれることをお勧めします。評価の目安として、大きさは0.3カラット以上、クラリティ(透明度)はSIより上、カラー(色)はJより上のものを選ぶこと。ある程度の大きさと良質のダイヤモンドは着けた時に存在感を与え、年齢を重ねてもずっと愛用できる永遠のアイテムとなります。
ペンダント
花や動物、ハートやイニシャルをモチーフにしたものや、立体的なものなど色とりどりのモチーフが使用されています。ダイヤモンドが一粒配された可憐なものから、パヴェが全体に配されたゴージャスなものまで、胸元のお洒落をたっぷり楽しむためのデザインが揃っています。
ステーションネックレス
チェーン全体に、ダイヤモンドが間隔を空けて配されたものです。ネックレスの長さはバリエーションがあり、配されるダイヤモンドの形やモチーフも様々です。重ね着けも楽しめる人気のスタイルです。
全体のコーディネート
ダイヤモンドネックレスを選ぶ時は、ご自分がどういったシーンで身に着けるのかを熟知してから購入する様にしましょう。
服装のタイプ
ビジネススーツにはシンプル、普段着なら使いやすさ、フォーマルは豪華さを強調したものなど、装う服やシーンに合ったスタイルのネックレスを選びましょう。服装の色やデザイン、特にネックラインの形はネックレスの印象をかなり変えるので、全身鏡でしっかりチェックすべきです。
求める雰囲気
ダイヤモンドネックレスを着ける時、どの様な個性を表面に出したいのでしょうか。バリバリ仕事をこなすシャープなタイプ。ふんわりした可愛いイメージ。パッと目立つゴージャスな雰囲気。ライフスタイルや好みによって着け心地も異なります。どの場合でも無理にイメージを作ろうとせず、自分の個性を生かした着こなしをすることがポイントです。
髪型とメイク
ジュエリーは必ずヘアメイクを終えてから着ける様にしましょう。髪型や口紅の色と、ネックレスのバランスが釣りあっているかを必ず確認してください。
ピアスとのバランス
ピアスとの相性も大切です。お揃いのものなら自然で統一感がありますが、そうでない場合は素材を同系色に揃えます。そして、やはり大切なのはダイヤモンドのグレードが近いものを合わせることです。
永遠に使えるダイヤモンドを選ぶ
本当に良質のダイヤモンドだけを身に着けること。それは装う人を表現することなのです。パッと見た目だけで選ぶのではなく、4Cなどのグレードを知った上で価値のあるダイヤモンドを選ぶ。それこそが本物を身に着ける人の満足度に繋がるのではないでしょうか。
素敵だなと思うデザインのネックレスがあっても、本当に自分に似合うのか客観的に見てみることが必要です。顔の形や肌の色合い、首の太さなどの外的要素と、全身を見た時のバランス。ライフスタイルや使いやすさ、そして自分の性格を知ることも大切です。
ダイヤモンドは自分の内面の美しさを引き出してくれる素敵な宝石であり、永遠に使える正統派のジュエリーです。一時的な好みだけで選ぶのではなく、この先10年後、20年後もずっと身に着けられるような高品質のものを選びましょう。
まとめ
ダイヤモンドネックレスにはそれぞれ個性があります。着けていて違和感がなく、自分をナチュラルに表現できる大きさとデザインのものを選ぶことが一番大切です。
そのためには、ダイヤモンドの4Cについての知識と鑑定書の読み方を知ること。そして自分の個性とライフスタイルをしっかり把握し、一番似合うネックレスを知ること。こうした知識を身に着けた上で賢いショッピングをする人が、お洒落の上級者と言えるのです。
これから先の長い間、あなたのファッションパートナーとなるダイヤモンドネックレス。良質でずっと飽きが来ない。いつも一緒にいたい…。そんな素敵な、とっておきのダイヤモンドネックレスを、確かな目で見つけてみませんか。